1月15日(木)久喜市高齢者福祉センター「いきいき温泉久喜」において、当院院長による「高血圧と腎臓病」の講演会が行われました。
正しい血圧の測定方法や遺伝と高血圧との関わり、どんなときに血圧が上がるのか?
早朝血圧の危険性等についてご説明致しました。
また、皆様が多く飲んでいる「薬」や食品の塩分量等高血圧の「食事」についても、皆様にご意見を頂戴しながらご説明致しました。
血圧はどうやってはかりますか?
心臓と同じ位置で測ります。
血圧が高いときはいつですか?
朝ですか?夜ですか?
ご飯食べたときはあがりますか?
たばこを吸うとあがりますか?
早朝起床時です。
食事ではあがりません。
たばこはあがります。
※早朝血圧が高い理由は、起きるために交感神経が働く(心臓の動きを活発にする)からです。
急激に血圧が上昇するため、合併症(脳血管障害・心臓病発作)が起きやすいのも早朝です。
塩分は1日何グラムですか?
1日6グラムです。
梅干しや汁物の塩分量はどのくらい?
梅干し・汁物ともに約2グラムです。
みそ汁は良いと言われているのはなぜ?
大豆イソフラボンに降圧効果があると言われています。また、みそ汁には血圧上昇はみられないという報告もあります。
薬はずっと飲んだ方が良いですか?
また血圧は上がってきます。
継続して先生に診てもらいましょう。
このような質問が飛び交い、和気藹々とした講演会となりました。